アプリ紹介

無料で使える卓球の得点板アプリ|スマホ・タブレットで点数を読み上げるスコアボード

体育館で2人が打ち合う卓球台の手前、ベンチに立てた iPad に10対10のスコアボードが映っている
画像はイメージです

ゲーム練習や、家族・友人との試合の途中で「いま何対何で、次はどっちのサーブ?」と手が止まったことはありませんか。「卓球スコアボード」は、スマートフォンやタブレットを卓球の得点板にする無料アプリです。点を入れるたびに、審判のように点数をコールしてくれます。タップで点数を入れる得点板アプリはほかにも多くありますが、この読み上げにいちばん手をかけました。この記事では、部活で卓球をしていた開発者の私が、こだわった4つの点を紹介します。

得点板として使う手順

  1. メニューの「新しくプレイする」をタップします。
  2. 「3 ゲーム」「5 ゲーム」「7 ゲーム」から、試合の形式を選びます(「3 ゲーム」なら2ゲーム先取)。
  3. 2人のプレーヤー名を入力します(空欄でも始められます)。
  4. 最初にサーブを出す人の「サーブ」をタップします。
  5. 「試合開始」をタップします。
  6. 点を取った人のパネルの下半分をタップします。
  7. ゲームが終わったら、中央の矢印(⇄)のボタンをタップして、次のゲームへ進みます。

あとは点を入れるだけです。サーブの交代(2本ごと、10対10からは1本ごと)も、ゲームの終わりも、アプリが判定します。入れ間違えたら、パネルの上半分をダブルタップすれば1点戻せます。前回のプレーヤー名とゲーム数は覚えているので、同じ相手となら2試合目からすぐに始められます。

読み上げは、端末の消音モードがオンだと鳴りません。聞くときはオフにしておいてください。

こだわり1: 審判のいないゲーム練習でも、アプリが点数をコールする

審判のいないゲーム練習では、サーブを出す側が点数を言うのが普通です。それでも言い忘れたり、2人が覚えている点数がいつの間にか食い違ったりします。

そこで、点を入れるたびにアプリが点数を読み上げるようにしました。コールは、国際卓球連盟(ITTF)の審判向けの資料をもとにした英語です。2人が同じ点数を耳で確かめられるので、入れ間違いにもすぐ気づけます。

得点が11対9になってゲームが終わり、エンドを替えて次のゲームが始まるまでの、点数の読み上げの動画

13秒の動画です。11対9でゲームが終わり、エンドを替えて次のゲームが始まります。音を出して再生すると、「Game!」に続く点数と、「Change Ends, love all」が聞こえます。

コールは ITTF の決まりどおり、サーブを出す側の点数から読みます。0点は「love」、同点は数字に「all」を付けて「five all」。ゲームの終わりは「Game!」、試合が決まると「Match!」に続けて、勝った側の点数から読みます。

言語は、英語・日本語・ドイツ語など11の言語から選べます。日本語にすると「ラブオール」「テンオール」のようなカタカナのコールになり、数字は日本語で読みます。

こだわり2: 家ではスマホ、体育館ではタブレットで、離れても読める得点板

家の卓球台なら、スマートフォンを台の横に置くだけで十分です。体育館や地域の大会のように離れて見るときは、タブレットの大きな画面が役に立ちます。どちらの画面にも合わせて作りました。

点数は、本物の得点板のようにパネルがめくれて変わります。サーブを出す側は、パネルの下の赤いバーでひと目で分かります。取ったゲーム数は中央の小さな数字で、その下の丸には、取ったゲームの分だけ色が付きます。

色は、設定の「スコアボードの色」で6種類から選べます(ブルー・ブラック・グリーン・ホワイト・レッド・ピンク)。試合中は画面が暗くならないので、ラリーの途中で表示が消えることもありません。

レッドのスコアボードで8対6を表示した iPad と、ブルーのスコアボードで10対7を表示した iPhone

こだわり3: 台の横まで歩かずに、手首で点数を入れられる Apple Watch

得点係がいないときは、プレーしている本人が点数を入れます。1点ごとに台の横の端末まで歩くのは手間です。

そこで、Apple Watch から点数を入れられるようにしました。iPhone で試合を始めて Watch のアプリを開けば、名前と点数が手首に並びます。「+」で1点加え、「−」で1点戻せます。チェンジエンドも Watch からできます。

Watch の画面は、ストアのレビューをきっかけに作り直しました。「どちらがどちらか分からない」という声を受けて、プレーヤー名を点数のすぐ上に出しています。文字盤に置けるウィジェットからは、すぐにアプリを開けます。

左は3対2を表示した iPhone のスコアボード、右は両者の名前と同じ点数を表示した Apple Watch

こだわり4: 1本ごとの流れまで振り返れる記録を、卓球ノートにも残せる

試合を最後まで行うと、結果は自動で残ります。「過去の試合結果」から試合を開くと、ゲームごとの点数と得点経過表が見られます。

得点経過表は、1本ごとにどちらが点を取ったかを線でつないだ表です。サーブを出した側には下線が付きます。表は横にスクロールして、1本目から最後まで見られます。自分のサーブで点を取れていたか、どこで連続して点を取られたか。試合のあとで振り返る手がかりになります。

試合結果の画面の「卓球ノートに送る」をタップすると、姉妹アプリの「卓球ノート」に結果を送れます。卓球ノートで自分がどちらかを選べば、自分の試合の記録として積み上がっていきます。

上は2対0の試合結果と「卓球ノートに送る」ボタン、下は1本ごとにどちらが点を取ったかを線でつないだ得点経過表

そのほかの機能

  • サーブやエンドを決めるときに使えるコイントス(プレミアムモード)
  • ゲームが終わって4秒間操作がないと、自動でチェンジエンドする設定(「自動チェンジエンド」)
  • 同じ設定のまま次の試合を始められる「もう一度プレイする」
  • 会員登録なしで使える

使う前に知っておきたいこと

  • 読み上げの声は端末に入っている音声を使うため、機種によっては発音が正しくないことがあります。音量は端末の音量で調整します。読み上げは設定でオフにもできます。
  • 試合の形式は3・5・7ゲームマッチで、ゲームは11点制です。1ゲームだけの試合や、ハンデ戦の設定はありません。
  • 次のゲームの最初のサーブは自動で入れ替わります。最終ゲームでどちらかが5点に達したら、中央の矢印のボタンでエンドを替えます(アプリからは知らせません)。
  • ダブルス専用の機能はありません。ペアの名前を入れれば、点数とサーブ側をペア単位で表示できます。4人のうち誰がサーブを出すかまでは表示しません。
  • 点数を戻せる範囲には決まりがあります。
    • ゲームが終わった直後は、勝った側の点数だけを戻せます。
    • チェンジエンドのあとは、前のゲームの点数には戻せません。
    • 試合が決まったあとは戻せません。間違えた記録は「過去の試合結果」で左にスワイプして削除します。
  • Apple Watch で操作できるのは iPhone のスコアボードです。iPad のスコアボードは操作できません。
  • 試合の記録は使っている端末の中に保存され、iPhone と iPad の間では共有されません。

料金と動作環境

  • ダウンロードは無料です。スコアボード、読み上げ、Apple Watch での操作、試合の記録は、すべて無料で使えます。
  • 広告があります。メニュー画面の下にバナーが出ます。試合結果の画面を閉じたときと、ほかのアプリから戻ったときには、試合中でも全画面の広告が出ることがあります。点数を入れるスコアボードの画面には、バナー広告を置いていません。
  • 買い切りの「プレミアムモード」を購入すると、広告が消え、試合の前にコイントスを使えるようになります。購入前でも、「プレミアムモード」の画面の「お試し」から、広告を見たあとにコイントスを使えます。
  • iPhone と iPad(iOS 17.2 以降)に対応しています。Apple Watch のアプリは watchOS 10.0 以降で、ペアリングした iPhone と一緒に使います。
  • 卓球ノートは iOS 26 以降で動作します。それより前の iOS では、卓球ノートとの連携は使えません。

手元のスマートフォンやタブレットを得点板にして、「いま何対何だっけ」と手を止めずに試合を続けられるように作りました。読み上げも記録も、無料で使えます。次の試合から、点数のコールはアプリに任せられます。

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